手軽にムダ毛の自己処理をできるグッズとして人気な毛抜き・ピンセット。
カミソリやシェーバーとは違って、確実に毛を仕留めることができるのが良いですよね。
そんな毛抜きによる自己処理ですが、間違った方法で使用してしまうと肌への悪影響になっている可能性もあります。
また、脱毛サロン・医療脱毛で施術を行う前の自己処理としては毛抜きはNGとされています。
今日は、毛抜きやピンセットによる自己処理の肌への影響と、脱毛前に毛抜きやピンセットを使用したらどうなるのか、その際の対処法について説明していきます。
毛抜きやピンセットによる肌への影響
毛抜きやピンセットによる自己処理による肌トラブルは主に3つあります
- 毛嚢炎
- 埋没毛
- 色素沈着
１つずつ詳しくみていきましょう。
毛嚢炎
毛嚢炎とは、毛包に炎症が起きている状態のことです。皮膚表面のバリア機能が傷つけられることによって、毛穴に菌が入り込むことが原因です。主な症状としては、ニキビのようなものが毛穴にできたり、膿を含んだりすることです。
毛抜き・ピンセットを使用して自己処理を行うことで、ムダ毛を根元から抜くので毛穴が通常よりも開いた状態になります。
そこに、菌が入り込むことで雑菌が繁殖して毛嚢炎になるリスクが高まります。
埋没毛
埋没毛とは、何らかの理由で毛穴が埋まってしまい、毛が成長する際に皮膚の内側に毛が生えてしまうことです。
毛抜き・ピンセットを使用した自己処理で毛穴を正常時よりも傷つけてしまうことで、毛穴を塞ぐ作用が働いてしまい、毛が皮膚から出てこれなくなってしまうことで起こります。
埋没毛を無理やり毛抜き・ピンセットで抜こうとするとさらに炎症が進み、毛嚢炎や色素沈着を引き起こすリスクもあるので絶対にやめましょう。
色素沈着
色素沈着とは、肌にメラニンが蓄積されることで皮膚が黒ずんでしまうことです。
毛抜き・ピンセットの自己処理で肌が刺激を受けるとその刺激を肌から守るために色素沈着が起こりやすくなります。
脱毛サロン・医療脱毛への影響
結論から申し上げますと、脱毛サロン・医療脱毛での施術前後に毛抜き・ピンセットでの自己処理を行うことはNGです。
多くの脱毛サロン・医療脱毛の公式サイトでも毛抜き・ピンセットによる自己処理をした場合に施術ができないという旨のルールが記載されています。
脱毛施術前に毛抜きや脱毛クリームをご使用になりますと、「毛周期」がずれ、医療レーザー脱毛の効果が損なわれてしまいます。
医療脱毛の効果を高めるためにも施術期間中は毛抜きや脱毛クリームのご使用を控えて頂くことと、
施術時間をたっぷりと確保するために前日に電動シェーバーなどでの剃毛をお願いしております。フレイアクリニック ｜よくある質問
Q：自己処理で使ってはいけないものはありますか？
A:肌をいためる原因となりますので、毛抜き・抜くタイプの脱毛機・脱色・ワックス等のご利用は控えていただき、電気シェーバーまたはカミソリをご利用ください。ミュゼプラチナム ｜お手入れ・効果について
毛抜き・ピンセットによる自己処理が禁止の理由は、脱毛サロン・医療脱毛で使用している光・レーザーが黒いものに反応するという性質を利用することで脱毛を行なっているからです。
毛抜き・ピンセットを使用して毛根を抜いてしまうとその毛が反応しなくなってしまいます。
脱毛サロン・医療脱毛の施術前は、カミソリや電動シェーバを使用しましょう。
毛抜き・ピンセットを使用した場合の対処法
脱毛サロン・医療脱毛で施術をする前に、毛抜きやピンセットを使用してしまったという方は、
ひたすら毛が生えてくるまで、時間が立つのを待つしか方法がありません😭
期間でいうとだいたい３週間〜1ヶ月ほどは間を開けましょう。
脱毛の後の毛抜き・ピンセットも炎症や肌トラブルの原因となるので、なるべく行わないことをオススメします。
まとめ
毛抜き・ピンセットによる自己処理は思わぬ肌トラブルの原因に。
また、脱毛サロン・医療脱毛に通っている方・通おうとしている方は、効果を最大限に発揮するためにも
なるべくカミソリや電気シェーバでの自己処理をオススメします。
もしムダ毛が気になってやめられない…という方は、
毛抜きやピンセットでの自己処理よりも、プロの手に任せて脱毛ができる
脱毛サロンや医療脱毛での脱毛がオススメです。
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